黄色の水仙、茜色の空

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昨年冬、ジオジオの庭に突然一輪のラッパ水仙が咲きました。季節が移り変わり、葉もなくなり、その水仙のことはすっかり忘れていたのに、今年も同じ場所に同じ黄色い花が、そして少し離れたところに小さな妹も咲きました。猛暑の夏にもめげず、小さないのちが土の中でしっかりと育っているのですね。

 

 

稲村ガ崎の空が、鮮やかな茜色の雲に染まりました。一瞬のうちに色が流れ、夕暮れから宵闇へ。

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招き猫と招きジオ?

正道の絵の中にワンちゃんたちはよく出てくるけど、こんな招き猫いっぱいの絵があったので、昨年の11月・12月、ジオジオで展示しました。一匹ずつ顔が違っているけど、良く見ると真ん中に着ぐるみの猫が、これが本人かしら?

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下の写真は、以前大阪のマニフェストギャラリーで「101 CATS」という、101人の作家が真っ白な招き猫に自由にペイントする企画がありました。その時に正道が出品した「招きジオじいさん」。後ろ向きの姿も、おかっこまりしちゃって、なかなか可笑しいです。今年は、福がいっぱい来るかなあ・・・。

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フエルトの芝犬たち

先日六本木での用事の帰りに、ギャラリーMalleさんに寄りました。正道が東京で最後の作品展「空とぶレシピ」を開いたギャラリーです。恵比寿の路地を入ったところにあり、都会とは思えないほど様々な種類の木や草が植えられ、小鳥たちも遊びに来ます。「冬の宝箱展」では、コルク、木工、金工など、素材の違う作家の方たちの楽しい作品が並べられていて、フエルトのこんなおかしくてかわゆい芝犬たちがいました。(大サワ公房制作。この展示は24日まで) http://galeriemalle.jp

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稲村ガ崎 定点観察

昨日は、鎌倉でも今年初めての雪が降りました。途中で雨に変わってしまい、あまり美しいとは言えないけど、稲村ガ崎も少しだけ雪景色。昨晩からは夜中じゅう大風が吹きまくり、寝ながらも ♪ゴゴゴー、風が泣いている、ゴゴゴー♪ (昔のGSの唄)が頭の中を回ってしまい、ジオジオもふっとぶのでは?という勢いでした。今朝は一転してすっかり晴れ、でも海は大荒模様。

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幼い頃の思い出いっぱい、イワタコーヒー

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鎌倉駅前・小町通り入口にある老舗喫茶のイワタコーヒーで、正道の「アンとモーリス」の絵を1月31日まで展示しています。お正月の喧騒もようやく収まり、鎌倉も少し静かになりました。散策がてら、ぜひお立ち寄りくださいませ。(ショーウィンドーに、正道てづくりの「DOLL HOUSE」も飾ってありますよ。)

イワタコーヒーは、戦後間もなく叔父さんが開いたお店で、正道も子どもの頃から、夏休みや冬休みに泊りがけでよく遊びに行きました。お庭やインテリア、コーヒーカップやホットーケーキの味も当時と変わらず、おじいちゃんやおばあちゃんのことも思い出して、懐かしく、ほっとします。

10:00~18:00 火曜定休(*不定休がありますのでお問合せください) TEL: 0467-22-2689IMG_0127

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鎌倉の路地に佇む築100年の仕舞屋

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江ノ電・和田塚駅から徒歩3分ほど、小さな路地に佇む築100年の仕舞屋。正道が若い頃からのお友達の雑貨のお店です。ご主人のお父様、お祖父様、曾祖父様から、和裁師をここで営まれていたお家で、そのコンセプトが継承され、ここで扱っている雑貨は、作家の方手作りの、温かい色合い、肌触りのやさしい品々ばかりです。ハンケチ、布の袋、刺繍、アクセサリー、リースなどなど。その片隅にgiogioのグッズのコーナーもあります。カフェPOKAPOKAは、昔のお家に招かれたような雰囲気の中で、美味しいコーヒー、ランチ、スコーンなどがいただけます。鎌倉駅からも御成通りを歩いて徒歩10分くらい、お近くに来られた時はぜひ寄ってみてくださいませ。http://kamakurakatawoka.wix.com/zakcafe1

 

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『光年のかなたデヴォ』

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1993年に発行されたSF小説『光年のかなたデヴォ』(長谷川集平・作 伊藤正道・絵 理論社)。ジオジオの書棚にどうしても見つからず、古本ネットで500円で購入しました。

デヴォという未来の街に住む音楽家の少年・シラが主人公。少年は「何か思い出さなければ」という想いにとりつかれて、タイムマシンに乗って1980年代の日本の田舎にタイムスリップ・・・。作者は正道と同世代の絵本作家でありロックミュジシャンの方。お話しの中には、正道が子供の頃にウルサイほど唄っていたオバQ音頭なども登場したり・・・。不思議な展開に、どんどん引き込まれてしまいます。

頁をめくっていたら、タイムマシンを監視している職員の顔が、正道が2010年頃にキャンバス地に描いた自画像にそっくりで、ビックリ!

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雲と犬

夕方お散歩に出ようとしたら、giogioの空に不思議な美しい雲が広がっていました。空、雲、海の色と形は毎日変化します。自然の造形にしばし感動! そして鎌倉駅まで歩いて買い物へ。若宮大路のユニオンの前につながれている、とても不安そうなワンちゃんたち。(早くお買いもの終わらないかなあ・・・)

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銀座のお正月

お正月の三が日明けに銀座に行きました。仕事始めの方はまだ半分位、電車も空いていましたし、街もまだお正月気分が漂っていて。

歌舞伎座のお正月飾りと、松坂屋跡地開発で聳えたつ大きなタワークレーンです。銀座通りもここ10年位で老舗のお店が少しずつ減って、海外ブランドのショーウインドーが目立ち、ちょっと寂しいかな・・・。

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お正月

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あけましておめでとうございます。元旦は素晴らしいお天気に恵まれました。初日の出を見に坂ノ下あたりに行こうと思いましたが、大晦日の夜更かしがたたって、ギリギリセーフで家のベランダから拝みました。
初詣は、稲村ケ崎の海から美しい富士山を眺め、恒例の甘縄神明宮へ。長谷の近くの小さなお社ですが、ご近所の方々に親しまれています。階段を上がると社の前からは相模湾が一望できるのです。そしてこれも恒例のお汁粉(お餅入り!)を振る舞っていただきました。
朝一番に、京都丹波の大学で勉強をしている宮田典子さんが、丹波・日吉町の名産、丹波黒豆づくしを届けてくださいました。ふっくらとしたお手製の黒豆、お茶、手作り納豆(懐かしい藁苞)、正道手作りの「なっとーくん」と一緒に記念撮影!爽やかな新年を迎えられました。

今年も穏やかな佳い一年となりますように。