残暑お見舞い申し上げます。

宮沢賢治 小

8月ももう少しで終わり。7月初めに展示会を終えた後、猛暑猛暑の日々が続き、ぼーっとしていたら、あっという間に秋になりそうです。陽が少し短くなってきて、空の色や朝夕の風を感じるときに、少しずつ秋めいてくるのかしらと期待しますが、日中は相変わらず、鎌倉でも33度くらいの毎日です。

 

今年も遅ればせながら、伊藤正道の珍しい夏の絵はあるかなあと探したところ、忘れていた絵が見つかりました。若い頃に描いた絵です。

上の絵は、宮沢賢治について子ども向けにやさしく解説した絵本『宮沢賢治――大地と風と愛する心を物語にした』の中の1点です。(文:西本鶏介 絵:伊藤正道 発行:1996年 千趣会)

「晴れた夜は空をながめ、かがやく星と心ゆくまで語り合うことができました。まるで乗り物に乗って、銀河の中を旅行している気分でした。・・・」

なつのくまのこ

小学1年生が楽しく漢字を学べる絵本『漢字だいすき』より「なつの くまのこ」(作:鈴木悦夫 絵:伊藤正道 発行:1993年 小学館)

「夏です。昼ねをしていた熊の子の、ぼうしが風でとびました。ぼうしは池におちました。ぼうしをみつけた亀の子が『熊くん、早くおよごうよ』と大きなこえでよびました。たのしい夏のはじまりです。

ヘミングウェイ風001 小

この絵も若い頃に趣味で描いた絵。ヘミングウエイ風の初老の男性が、夏のひとときを海辺のバルコニーで、絵を描いて過ごしています。年取ったらこんな暮らしをしたかったのかなあ・・・。

 

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今日もカンカンに晴れて、空も海も真っ青!ギラギラ。朝の散歩で見た富士山も、雪はなくてシルエットのような黒富士でした。

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