でんぐりん

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梅雨です。うっとうしい日が続いて、夜も寝苦しいですね。

伊藤正道が挿絵を描いた童話『でんぐりん』をご紹介します。文章は絵本作家の正道(しょうどう)かほるさん、なんと「ダブル正道!」です。海の中の絵がたくさん登場する、夏らしい本です。

小さな少女あいりは夜中に目が覚めてしまい、とうさんのふとんに、そっともぐりこみます。「とうさんのおなか、おとが、してるね。おなかの中に、うみがあるみたい。ねえ、とうさん、おはなしして。うみのはなし」

大きな大きなクラゲが、たくさんのお魚や、ペンギンやクジラ、シロクマまで飲み込んでしまう、奇想天外なストーリー。水彩絵の具のやさしいタッチ、大胆な構図で描いた絵に導かれて、お話が次々に展開します。ハラハラしながら、最後はほっとして、あいりは、とうさんの腕の中で眠りにつきます。

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30年近く前に発行された本で、残念ながら絶版です。でもネットで検索すると古本は購入できるみたいです。再販してほしい一冊です。

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『でんぐりん』 正道かほる・作 伊藤正道・絵

1992年6月 あかね書房 

毎日新聞社主催第8回「小さな童話」大賞の落合恵子賞受賞作品

夏の飲み物

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梅雨時ですが、夏の到来のような暑さですね!今からこんなでは、本番の夏はどうなるのでしょう?こんな日は、冷たいジュースやアイスコーヒーや冷えたビールが飲みたくなります。伊藤正道が描いた、スカッとするような夏の飲み物の絵がありました。一口飲めば、気分は一気に南国から北極へ・・・アザラシの親子もセイウチも喜んでいます。少しでも涼をお届けできればと思います。

外出自粛生活が続いているので、ひと手間かけてなにか作り置きできるものでも、と思って八百屋さんに行ったら、梅だのラッキョウだのショウガだのプラムだのが山盛りで並んでいました。早速色々購入して、先週はラッキョウの甘酢漬けと、最後の青梅で梅酒を少し。昨日はプラムが安かったので、2kgも買ってジャムを作りました。少し酸っぱかったけど、夏の暑さにはちょうど良いかも。

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先週の風の強い日。波も荒く、雲も沢山。富士山を久しぶりに拝めました。

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「ジオマスク」登場!

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新型コロナウイルス、感染者が少なくなっているとはいえ、まだまだ不安です。防衛策としてはまずはマスク、手洗い。最近は、白いマスクだけでなく、オシャレなマスクや手づくりマスクを着けている方も多いですね。

ジオジオのトートバッグを作ってくださっている、「かまくら かたをか」の方が、ジオジオの手ぬぐいとバンダナで「ジオマスク」を作ってくださいました!可愛いでしょう!種類はバンダナマスク3種(上の写真)と、手ぬぐいマスク2種(下の写真)です。裏地にサラシを使っているので肌心地がとてもやさしいです。

ジオマスクはジオジオファクトリーでは扱っていませんので、ご希望の方は「かまくら かたをか」のお店でお求めください。1枚ずつ手づくりで、生地にも限りがありますので、お問い合わせの上、お店にお越しください(通販はしていません)。料金は、手ぬぐいマスク300円、バンダナマスク400円、お一人様2枚まで、ということです。

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かまくら かたをか

鎌倉市由比ガ浜2-4-22  TEL:0467-22-6115 

火曜・日曜のみオープン

*朝から雨の日は順延になりますので、お問い合わせください。

*鎌倉駅から徒歩6~7分

 

 

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紫陽花の季節

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6月に入って、紫陽花の季節。鎌倉でもそろそろ蕾が開き始めました。いつもの年は明月院をはじめ市内の紫陽花の名所を訪れる方がとても多くて、市内中が混雑ですが、今年は今のところ江ノ電も静かです。特に長谷寺は何時間待ちという状態でしたが、今年は人数制限・往復はがきでの申し込みのようです。

この絵は、伊藤正道が表紙を担当していた月間「子ども英語」の2010年6月号のために描いたものです。梅雨の季節、雨が降り、草むらや水辺にカタツムリやカエルがたくさんいます。子供の頃は、お庭の葉っぱの影にカタツムリやカエルをよく見かけましたが、最近はとんとご無沙汰、カラ梅雨ですし、今日は真夏のような日差し、季節感がなくなりましたね。

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