長野ヒデ子さん、ささめやゆきさん、鎌倉の二人展

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3月2日(土)から3月10日(日)まで、ジオジオ・ファクトリーで「長野ヒデ子 ささめやゆき 鎌倉の二人展」を開きます。お二人は伊藤正道の大先輩の画家・絵本作家の方で、鎌倉図書館100周年の展示に誘ってくださったり、生前中にとても親しくして下さいました。

鎌倉に住みながら長年にわたり活躍され、子どもから大人まで世代を超えて愛されている、お二人の貴重な原画・版画を展示いたします。色々な絵本も展示・販売いたします。会期中は平日も含めて9日間お休みはありません。ぜひご覧くださいませ。

 

■ 長野ヒデ子 ささめやゆき 鎌倉の二人展

3月2日(土)~10日(日) 11:00~17:00 会期中無休 

giogio factory  入場無料

*3月2日(土)14:00~16:00 は絵本学会主催ささめやゆきさんのフォーラムのため、貸切になります。フォーラムの申し込みは絵本学会にて終了しております。

 

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長野ヒデ子

1941年愛媛県生まれ。わが子のためにつくった絵本『とうさんかあさん』(石風社)で日本の絵本賞文部大臣賞。『おかあさんがおかあさんになった日』で産経児童文化賞、『せとうちたいこさんデパートいきタイ』で日本絵本賞。他の絵本に『かぶきやパン』(以上童心社)、『狐』(偕成社)、『ひっぱれば』(福音館)など。近刊『げんこつやまのたぬきさん』や紙芝居作品も多数あり、『おすわりやすいすどっせ』など、わらべうた紙芝居や狂言紙芝居やエッセイなど幅広く活躍。紙芝居文化推進協議会会長。2018年度久留島武彦文化賞受賞。
ささめやゆき

1943年東京都生まれ。独学で絵を描き始め、20代の時にパリやニューヨークに行き、帰国後、絵本作家・版画家・イラストレーターとして幅広く活躍。’85年ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールにて銀賞、’95年『ガドルフの百合』(月刊「MOE」)で第44回小学館絵画賞、’99年講談社出版文化賞さしえ賞受賞。主な絵本に『ブリキの音符』(アートン)、『マルスさんとマダムマルス』(出版工房 原生林)、『幻燈サーカス』 (BL出版)、『かえるぴょん』(講談社)、著書に『ほんとうらしく うそらしく』(筑摩書房)など。

 

 

大阪から、高山へ、冬の旅

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先週末、一泊二日の駆け足で大阪と高山へ行ってきました。大阪では、2月4日~13日まで、天満橋の14th.moonギャラリーで、伊藤正道の「空とぶレシピ展」を開催しています。「空とぶレシピ」のシリーズは7年前、伊藤正道が亡くなる2か月前の12月にここで発表し、それが最後の展示になりました。

お昼一番にギャラリーに着きましたら、明石在住のジオジオのお客さまがいらしてくださいました。その後、正道が親しかった関西のイラストレーターの方たちとお会いして久しぶりにお話ができ、絵本の出版社の方や、神戸在住の高松豪君一家、京都の大学で勉強をしている典子さんも駆けつけて下さり、賑やかで楽しい一日を過ごしました。残り2日間ですが、お近くの方はぜひご覧くださいませ。

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toriIMAG0907モルンは大阪でも人気

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toriIMAG0942春の飾りが素敵

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その夜は名古屋で宿泊し、翌朝高山本線で一路高山へ向かいました。その日は、飛騨・世界生活文化センターで、オリジナルミュージカルが行われます。今年で11回目、初回から名古屋芸術大学の先生と学生さんが指導・協力をしています。4回目の時にキャラクターを伊藤正道が描きました。そしてやはり亡くなる2か月前、大阪の展示を見た後、高山へミュージカルを観に来たのです。

今年も地元の子どもたちから大人まで、大学生とともに半年間練習し、演奏は高山市民吹奏楽団と大学のバンド。歌も踊りも演技も生き生きとして、華やかな舞台を創りだしていました。

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会場入口には各年度のポスターを展示、

伊藤正道のキャラクターも(右から二つめ)。

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