『いとしのリトルブルー』は、2004年に主婦の友社から発行された童話です。文章は松園直美さんが執筆され、絵は伊藤正道が描きました。
体が小さくて歌も苦手、色も目立たない青い小鳥のリトルブルー。でもお母さん鳥に見守られ、慰められ、励まされて、やがて金色に輝く山に元気に旅立っていきます。
松園さんは、岐阜市の若葉保育園の園長先生です。ジオジオ・ファクトリーや東京での個展にもいらしてくださり、ずっと応援してくださっています。その保育園では園長先生のリーダーシップの下、絵本やアート、音楽を通じて、子どもたちを育むための様々な活動を行っています。
「えほんの部屋」もあり、なんと「伊藤正道ちいさなギャラリー」も作ってくださいました。前に訪れたときに、子どもたちの歌や遊戯で温かく迎えてくださったことが忘れられません。
先日、松園さんから嬉しい写真が送信されてきました。
保育園の年長さんに『まだかな まだかな』を読んであげたところ、子どもたちが「塗り絵をやりたい!やりたい!」と喜んで、完成した絵を「ちいさなギャラリー」に飾ってくれたのです。フレームも全部デザインしたそうです。そして、食育活動で野菜の苗を植えたときには、子どもたちが「まだかな まだかな」と可愛いメッセージを書いてくれました。
若葉保育園で『まだかな まだかな』の世界が広がって、感謝感激です!