「大きな古時計展」 始まりました。

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先週土曜日から、絵本『大きな古時計』原画展が始まりました。

「大きな古時計」の歌は、ご存知の方も多いと思います。1876年にアメリカで発表され、当時楽譜が100万部以上売れたそうですが、日本では1962年にNHKの「みんなのうた」で、保富康午の訳詩、立川澄人の歌で放送されて広まりました。2002年に平井堅がカバーしてリバイバルヒットしたので、その時の歌で知っている方もいらっしゃると思います。

原曲は19世紀、アメリカで誕生しました。作詞・作曲をてがけたHenry Clay Work は、巡業先で訪れたイギリスのホテルのロビーで、止まったままの古い時計と出会いました。時を刻まないその古時計にまつわる不思議なエピソードを聞き、Henryは一気に歌詞と曲を書き上げました。

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「この曲を知ったのは、小学一年生の頃でした。絵本を描くために歌詞を見直してみて、こんな深い歌だったのか、と少し驚きました。おじいさんから孫へとつながる命の連続性、もっと言えば、輪廻みたいなものを感じました。“人間は時を刻むのに合わせて、生きて、年をとっていく。そして時計は、家族の歩みや成長や別れをじっと見守る・・・・・”」

年代を超えて歌い継がれる「大きな古時計」。哀しく切ない歌詞に導かれて、伊藤正道が人生と時計を重ね合わせて描きました。

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●「大きな古時計」 絵本原画展

6月1日 ~ 7月21日 11: 00~17 : 00

OPEN: 木曜・金曜・土曜・日曜・祭日

ジオジオ・ファクトリー

*そろそろアジサイの季節が始まり、6月後半頃まで鎌倉周辺はとても賑わっています。江ノ電は藤沢駅からのほうが乗りやすいです。

鎌倉駅から来られる方で、もし江ノ電が混雑していたら長谷駅まで歩くと、かなり空きます。そこから稲村ケ崎まで江ノ電に乗ってください。鎌倉駅から長谷駅まで普通に歩いて30分くらい。

鎌倉駅西口の改札を出たら左へ、御成通りを進み、つきあたりを右へ、由比ガ浜通りをずっと歩き、つきあたったら左へ行くと、長谷駅です(右へ行くと大仏様)。色々楽しいお店、美味しいお店が並んでいるので、散歩がてらお越しください。

 

 

 

 

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