剣淵町で 「伊藤正道 絵本原画展」 スタート

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北海道中央部の旭川市から50kmほどのところにある「剣淵町絵本の館」で、「伊藤正道 絵本原画展」が始まりました。8月1日から30日まで約1か月間開かれます。展示の設営と「けんぶち絵本の里大賞」のオープニングセレモニーのために北海道へ行ってきました。

剣淵町絵本の館は、1988年に町の商工会青年部の人たちが「けんぶち絵本の里を創ろう会」を結成して、絵本をテーマにした町づくりがスタートし、1991年に開館しました。同時に始まった「けんぶち絵本の里大賞」は今年で27回目を迎えました。とてもユニークな賞で、すべての応募作品が2か月間展示され、その中から、訪れた方たちが好きな絵本を投票して決まります。

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「けんぶち絵本の里大賞」の会場 約300冊の応募作品が並んでいます。

絵本の館は、2004年に現在の新館が完成、世界中の絵本約45,000冊収蔵しています。木をふんだんに使った施設そのものが素晴らしいのですが、なんといっても町の人たちと町長をはじめ役場の方たちとが一体となった運営が素晴らしいです。

当時町づくりに関わった方たちは、30年近く経て、皆さん町議会や、農業や、医療、建築などなど、様々な分野で要職に就かれています。今でも絵本の館を応援し続けていて、今回も前日からオープニングまでご一緒できたので、設立時のご苦労や嬉しかったことなど、沢山のお話を伺うことができました。皆さんの町や絵本館に注がれる愛情と熱意がひしひしと伝わってきました。

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10万個の木の玉が入っている「木の砂場」と、ままごと遊びのための、木でできた「ごっこはうす」

 

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設営の夕方、中庭で、「絵本の里を創ろう会」を立ち上げた皆さんや、スタッフの方たちと、

美味しくて楽しいジンギスカン・パーティー

札幌在住のイラストレーター・絵本作家の佐藤正人さんのお蔭で、このような素敵な施設で原画展を開くことができ、正道は本当に幸せだなあと思いました。佐藤さんが、札幌への帰路、北海道の夏の魅力いっぱいの自然を、色々なところへ案内してくださいました。その景色は、後日このブログで(下手な写真ですが)ご紹介いたしますね。

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