「空をとべる かもしれない レシピ」

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2021年が明けたばかり、と思ってボヤボヤしていたら、もう2月になってしまいました。穏やかな日常を取り戻すためには、まだまだ自粛を心がけなければなりません。寒い日々も続いて、暖かな春は遠いようですが、それでも梅の花がほころび始め、春の足音が少しずつ聞こえてきました。

絵のファイルを調べていたら、こんな3枚の絵が出てきました。「空をとべる かもしれない レシピ」。ジオじいさんが空をとべるかもしれない乗り物を発明して、マフィーくんと一緒に飛んでいる・・・という、絵本のアイデア?を描いたもののようです。

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2011年冬、伊藤正道は最後に「空とぶレシピ」というシリーズの絵を発表しました。それから7年後の2018年に絵本として出版されましたので、ご存じの方も多いと思います。この3点の絵の右上に描いてあるタイトル文字を見ると、「空とぶレシピ」と同じデザインなのです。もしかして続きのシリーズとして構想していたのかしら?と思いました。他にどんな乗り物を考えていたのかな?本当に空を飛びたかったのかな??色々と想いを巡らしてしまいます。夢がいっぱい詰め込まれた、こんな絵本が実現したら楽しかっただろうなあ・・・。

 

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八幡様を詣でがてら、久しぶりに神奈川県立近代美術館の姿を眺めました。1951年に開館、坂倉準三設計のモダニズムの名建築として知られていましたが、2016年に閉館。建物の存続が危ぶまれていましたが八幡宮に譲渡され、2019年から「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」として運営されています。

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刻々と変化する、雲と空

 

 

 

 

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