昨日、富山県射水大島絵本館で開催されている「伊藤正道 絵本原画展」を見に行ってきました。
1994年にオープンした施設ですが、1996年に広報誌「絵本通信」で伊藤正道の作品やインタビューを掲載してくださり、1998年には初めての絵本原画展を開催。2007年に「絵本通信」の表紙のために春夏秋冬の絵を描き、そして今回の原画展と、伊藤正道にとって25年間にわたるご縁の深い絵本館です。一度訪ねてみたいと思っていた願いをやっとかなえることができました。
なだらかな芝生の小さな丘の上に、大きな船をイメージしたガラス貼りの軽やかな建物が建っています。中に入ると、大きな吹き抜けを囲むようにギャラリーや、1万冊の絵本を収蔵した図書館、ワークショップの部屋、シアター、カフェなどが配置されています。絵本館の麦谷さんに隅々までご案内していただきました。
ギャラリー入口では、『大きな古時計』のおじいさんが迎えてれます。この絵本の他に、『おじいちゃんとぼく』、『まだかな まだかな』、「絵本通信」の表紙の原画が、やわらかな照明の中で、見やすく展示されていました。
ショップコーナーでは様々な絵本やジオジオのグッズも。高山の飛騨センターから、森さん、三嶋さんも来て下さいました。カフェで古時計の文字盤を型どったホットケーキをいただいたり、楽しい時間を過ごしました。
*射水市大島絵本館 「伊藤正道 絵本原画展」
5/29(土)~7/20(火) 9:30~17:30
休館日:月曜 0766-52-6780
射水市は日本海に面した港町。内川という運河沿いは昔ながらの漁師町の風情が残り、様々な橋巡りをしながら、ゆっくり散歩できる遊歩道になっています。