懐かしの「紙芝居」が今・・・

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明日から10月、稲村ケ崎の空も海も、秋に向けて少しずつ変化しています。秋の空は、夏とはまた違って、雲の形も色合いもおもしろく、風も爽やか、散歩が楽しい季節になりました。

先日、鎌倉在住の絵本作家の長野ヒデ子さんから1冊の本が届きました。『かこさとしの手作り紙芝居と私』です。戦前・戦後、自転車をひいて町を回り歩く紙芝居を楽しみにしていた世代も、もう皆さん70歳以上だと思いますが、「紙芝居」が今また見直されているようです。

3年前に92歳で亡くなった絵本作家のかこさとしさんは、戦後、毎週紙芝居を手作りして子どもたちに披露していたそうです。長野さんが資料を調べ続けて連載していた文章が、この1冊にまとめられました。かこさんの紙芝居を紹介する本の出版も働きかけ、8月に『かこさとしと紙芝居――創作の原点』が発行されました。絵本が好きな方、お二人のファンの方には見逃せない2冊の本です。

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『かこさとしの手作り紙芝居と私』(長野ヒデ子・著 石風社)

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『かこさとしと紙芝居――創作の原点』(かこさとし、鈴木万理・著 童心社)

*子どもの頃に街頭紙芝居に魅せられた長野ヒデ子さんは、紙芝居の作品も沢山作られ、「紙芝居文化推進協議会」の会長を長年務めています。

 

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伊藤正道の紙芝居はあったかしら?と思ってファイルを調べたところ、2つの紙芝居が見つかりました

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『はだかの王様』 幼年雑誌「いちごえほん」の付録です。

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『The Snowman』 NHK出版「英語であそぼ」の付録です。

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