ロンドン塔の玉手箱

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引き出しの中に、王冠が飾られた10.5cm角の小さな箱がありました。蓋を開けると赤いフエルトに包まれて、手作りの小物が詰め込まれています。紙でできたロンドン塔や、黒いHAT、銀の杖、黒い鳥、バッチ、そして箱の底には、赤い正装の衛兵隊の絵が折り畳まれて入っていました。

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正道が若い頃から個展でお世話になった青山のギャラリーSPACE YUIさんの、2011年1~2月の企画展「BOX OPERA petit」に出品した作品。50人くらいの作家の方たちが楽しく自由に表現した、たくさんのチョコレートの箱が展示されました。

その頃すっかりロンドンにはまっていて、正道の紀行記には「ロンドン2回目にして、ようやく訪れることができたロンドン塔。ヨーマン・サージェント・ウォーダーの赤い服、実にふしぎ。ボウシについている、赤、白、青のリボンは特にふしぎ。・・・」

 

 

 

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